「一緒に歩いた」

1 私は。ガイドヘルパーとして、知的障がい者である若い男性と一緒に歩いた記録を本にまとめました。
 2人で歩いた記録。そこで感じたこと。そして「人の優しさ」。その男性は、私にたくさんのことを教え
 てくれました。障害があっても、なくても、同じ人なんだということです。みんな同じ人なのに、時には
 彼が好奇な目で見られることに私は納得できませんでした。なんとか多くの人に理解してほしい。それが
 この本を書いた理由です。


2 これからも、少しでも長く彼と一緒に歩きたい。一日でも長く。近くで彼の明日を見守りたい。

3 私は知的障がい者に対して専門的な知見を持っているわけではありません。毎日一緒に歩いて感じたこ
 とを書き残すことによって、知的障がい者と言われる人たちを理解してもらいやすくのではと考えたから
 です。

4 人は誰かに支えられて生きています。誰かのために差し出した手が誰かを支え、その誰かが差し出した
 手がまた誰かを支えます。そしてその誰かの手で私たちは支えられています。皆が手をつないで、誰も取
 り残さない、「どんな人でも生きていていい社会」に。そんな未来を夢見ています。

 

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