1 地下鉄の車内で
朝の通勤時間帯、車内は混み合っていた。次から次へと人が乗り込んでくる。私でも押
されるとイラッとすることがある。私は彼が我慢できるのか心配だった。
2 「うーん」
うなり声のような音が車内にひびく。そのたびに何人もの視線が彼に注がれる。見てい
る私も辛い。彼は大きな声を上げたいのを我慢していたのだ。私にはそれがわかる。でも
周りの人たちにはそれが伝わらない。
3 「ヘルプマーク」の意味
彼はカバンの見える位置に「ヘルプマーク」を付けていた。それでも周りの厳しい視線
は収まることはなかった。
4 少しでも多くの方に理解していただけるように、これからもいろいろな事例を紹介し
ていきたい。