1 7月2日「甲子園球場」、5回表「ワンアウト満塁」、カウントは「ノースリー」。絶体絶命の大ピ
ンチ。その時だ。球場は大きな拍手に包まれた。「激励の拍手」だった。一つストライクが入る。大
歓声だ。その次は空振り、最後も空振り、「三振」だ。万雷の拍手が球場に響き渡る。「がんばれー」
球場がひとつになった瞬間だった。

2 ツーアウト、更に拍手が続く。ライトにフライが上がると、また大歓声だ。スリーアウト。「よく
頑張った」。何人もの声が聞こえた。マウンドにいたのは「下村海翔」選手。彼は2024年4月に右
ひじを手術、これまでリハビリを重ねてきた。やっと甲子園のマウンドに立てた。みんな想いは一
つだった。「がんばれー」。

3 彼は試合後、「応援の拍手でがんばれた」と感謝の言葉を残している。今日の試合を忘れないで、これか
らの大活躍を期待している。
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球場がひとつになった(がんばれー)