1 帰宅途中に、一人の「白杖」を持った女性がある飲食店の前を「行ったり、来たり」しているの
を見た。杖をさかんに使い、何かを探しているようにも見えた。

2 「お手伝いできることがありますか。」
私は勇気を出して声をかけた。「●●●」という店を探しているんです。その女性が答えた。するとそれ
を見ていた若い男性が「●●●ならこの店ですよ。」と教えてくれた。その男性も心配して見ていたのだろ
う。

3 目の不自由な人にとっては、点字ブロックなどを頼りに目的地に近いところまではたどり着くことは
できる。しかし、そこが目的地かどうかは目の不自由な人は確認できない。目が見える人の助けが必要
なのだ。

4 「人助け」なんて大それたものではない。少しの気配り、声かけ。これは誰でもできることだ。私もい
つかは誰かに助けてもらうことになる。加齢によって、体のどこかに不自由なところが出てくるからだ。
その時に「声をかけてもらえる」。安心して「外出できる」。そんな「優しい社会」であってほしい。

優しさに包まれたなら