1 よしきさんは、電車など動くものに反応してしまう。車、バスにも同じように反応する。歩道
の端の端まで出て、車が通ると激しく右手を上下にふる。バスが停車すると前輪に近寄ってしま
う。危ないのだ。
2 そんなとき、私はよしきさんのカバンをつかむ。万が一道路に出てしまわないようにするため
だ。私とよしきさんはいつも列から離れ、歩道の端に2人で立っている。
3 バスが来た。よしきさんはいつものようにバスの前輪に近づいていく。私はカバンをつかみ、
よしきさんとバスが接触しないよう注意する。
4 「バスに乗ろう。」私が声をかけるとよしきさんは列に割り込み並ぼうとする。「順番、順番。」
と伝えると、よしきさんは怪訝な顔だ。
5 「並ぼうよ。」と伝えても、その場は聞いてくれるが、次の機会にはそれを忘れてしまう。根気
よく、繰り返し伝えればできるようになる。
「根気よく。」、「繰り返して。」やっていこう。