国の責任

1 ある放送局の街頭インタビューを受けた。年金についてだ。外見か

らそれなりの年齢とみられたのだろう。少し悔しかったがインタビュー

に応じた。

2 質問者が聞きたかったのは2点だ。一つ目は、年金で生活できるの

かということ、二つ目は、このままの国の財政状況が続くと、若い世代

に重い負担がいき、若い世代は十分な年金が受け取れなくなる可能性が

あるので、その点についてどう思うかというものだった。

3 一つ目は、「老後に何千万円必要」と政府の偉い人が発言し、それ

を受けて各金融機関が投資商品のキャンペーンを始めた。年金だけでは

足りないので、足りない分は自分たちで準備してくださいというわけ

だ。

4 日本国憲法は25条で国民に対して「生存権」を保障している。社

会保障はそもそも国の責任である。必要な社会保障費の準備ができてい

ないのは私たち国民の責任ではない。年金を受け取るのは国民の権利で

あり、そのための準備ができていないのは国の責任だ。

5 若い世代に重い負担がかかっているのは、国の制度設計が甘かった

からで、我々国民の責任ではない。政府は、財政事情などを理由とし

て、自ら果たすべき責任を果たそうとしていない。

6 惑わされないように。国民の生活を守るのは国の責任です。

 

 

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