1 私には視覚障害者の野球友達が2人いる。野球場に行くについて、彼ら
から不自由な点をいくつも聞いていた。点字ブロックの上に人がいる、点字
がないのでトイレの男女の別がわからない、点字案内がないのでどこから入
場したらいいのかわからない等たくさん要望を聞いていた。
2 私はある伝統ある球場に手紙を書いた。目の病気で視覚に障害があって
も、球場に来る人がいる。その人たちも野球が楽しめるようにしてほしいと
3 すると数日後に、私の携帯に球場の施設担当者から連絡があった。「す
ぐに実現できるものはやりたい。施設整備の関係ですぐできないものもあ
る。でも前向きに考えていきたい。」というものだった。夢みたいだった。
大海に投げた小さいな石が波を起こしてくれた。
4 後日球場に行くと、要望が反映されたと思われる注意書きがされたもの
が掲示されていた。嬉しかった。
5 一人では何もできないわけではない。人が集まれば必ずできるものでも
ない。複数の人たちで意見がまとまらないことだってある。十分に準備して
からやろうとしても、準備をしていくうちにやめてしまうことだって多い。
6 一人だからできる。小石を投げてみましょう。そして大きな波をおこし
てやりましょう。