ゆっくり歩こう③(点字ブロックの上には・・)

1 はるちゃんを先導するとき、私は点字ブロックの上を歩くようにしている。その方が

はるちゃんも歩きやすいと思ったからだ。

2 ところが、ところがだ。ブロックの上には人がいる。私たちを見ても、道を空ける

そぶりはなかった。

3 点字ブロックは、目の不自由な人にとって「線路」だと言われている。「かけがえ

のない道」なのだ。

4 加えてはるちゃんは、「白い杖」を持っていた。「白い杖」は、自分が視覚障がい
者である証であると言われている。多くの人たちは「白い杖」の意味を理解していな
い。

5 点字ブロックの意味は理解していても、「どんなに大切なものか」は理解されてい

ない。

6 少しでも多くのひとに理解してもらえるように、私ははるちゃんと点字ブロックの
上を歩き続ける。

 

 

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