1 地下鉄に乗ると、よしきさんは右手を左右に揺らしながら、「ゴゴ、ゴー」と大き
な声を出すことが多い。
2 「車内ではシーだよ。」と事前に注意しても、なかなか守られない。なぜ大きな声を
出してはいけないのか理解できないからだ。
3 険しい表情でこちらを見る人もいれば、そっとこの場を離れていく人もいる。自分
とは「異質」なものと捉えられ、遠ざけられてしまうことが多い。
4 よしきさんは、特別な人間ではない。周りの人と同じ人なのだ。少しだけ助けが必
要な人なのだ。
5 それがなかなか周りに伝わらない。
「どうすれば伝わるんだろう。」
「たくさんの人に理解してもらえるんだろう。」
自問自答しながら、私はこのブログを書き続けている。