1 その自転車は私たちを見ると、徐行するどころかさらにスピードを上げ
た。私はぶつけられないように同伴者を道の端に寄せた。
2 自転車の歩道通行の基本ルール
自転車は、原則として、「車道」を通行しなければならない(道路交通法1
7条1項)。自転車が歩道を通行できる場合には、原則として、歩道の中央か
ら車道よりの部分を徐行しなければならない。また、普通自転車の運行が歩
行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。
3 自転車事故の重大性
近年歩道上の自転車と人との接触事故は増え続けている。人身事故という
点では自動車とまったく同じだ。死亡事故も起きており、自動車事故と同様
運転者は大きな責任を負う。
4 私たちが歩いていても,スピードを緩める自転車はほとんどいない。
5 今や自転車は私たちの生活に欠かせないものになっている。自転車につ
いての基本的なルールを知らないということは社会常識がないと言われても
仕方のないことだと思う。だからといって、今後も自転車の歩道走行につい
てのアナウンスが増えていく気配はない。
6 声を上げ続ける
歩道は、杖を頼らなければいけない視覚障害者、車椅子に乗っている人、
手押し車を押している人、そして私のような高齢者が歩く大切な道だ。ルー
ルを知らない人たちが走る道ではない。これからもあきらめないで発信して
いきたい。