弱い人になって

1 私は昨年11月中旬に歩道上で転倒し、両指に深手を負った。今も握力

は戻っておらず、車を運転できない。

2 それから私は再び転倒しないように、より慎重に歩道を歩くようになっ

た。すると、私と同じスピードでゆっくり歩いている人たちがいることに気

が付いた。手押し車の方、杖をついた方など転ばないように下をみながら歩

いている。その中には、白い杖をついた視覚障害者の方もいる。

3 その歩道を自転車が走っている。杖をついた人たちは自転車が通り過ぎ

るのを待っている。ほとんどの自転車はスピードを落とさない。いったい歩

道は誰のためにあるのか。歩行者のためだろう。でも今はそうではない。

4 私は知的障害者の移動支援(ガイドヘルパー)をしている。知的障害者

は自分の感情をコントロールするのが難しく、時には大きな声がでたりする

ことがある。また、音に対して敏感で、緊急車両など大きな音が聞こえてく

ると耳をふさぎ、下を向いてしまうこともある。周りはそれを見て、目を背

けたり、あからさまに遠ざけられたこともあった。

5 私は、知的障碍者、視覚障害者そして私のような高齢者の代弁者になろ

うと決意した。できる限りの事例を紹介して理解者を増やすためにブログを

書き続けている。

6 一人でも理解者がいてくれて、この紹介活動を引き継いでほしい。そ

れが唯一、最大の望みだ。9月は「視覚障害のある方」について、10月

は「自転車の歩道通行」について、11月は「知的障害のある方」につい

て、それぞれこれまでにアップしたものを整理して紹介していく。

7 どうか誰かの目にとまってほしい。そしてこの想いを引き継いでほし

い。それだけを心から望んでいる。

 

 

 

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